『絵を描くって何なんやろう?』
今回の展覧会に向けての制作の中で、ずっと思っていること。
そして、たぶん、これから先もずっと答えの出ないこと。
私はここ数年間、筆を置いていましたが、昨年頃から思うところがあり再び
制作を始めていました。
しかし、社会の中で仕事をしながらの制作は本当に苦しくて身動きのとれない
ことがいっぱいでした。
そして最初は、そんな自分のこれから先、制作を続ける上での起爆剤になれば、
という個人的な考えからこの展覧会の企画を言い出しました。
本当に身勝手な思考から生まれた企画が、幸運にも赤月ルウト、杉田扶実子という
最高の賛同者を得てあれよあれよという間にしっかりしたカタチになっていきました。
これも、3つの“カラー”が合わさったからこそ、できたことなんやなーと、
つくづく思っています。
3人とも、それぞれの環境の中で、それぞれが違うスタンスで制作をしています。
でも、だからこそ、そんな3つの要素が集まれば、きっとおもしろいものが出来上がる、
そう信じています。
自分自身は、ころころころ・・・と転がり続けて、いろいろなモノ、コト、
思想などに出会いながら常に変化し続けたいと思っています。
「転がる石にコケは生えない」と言いますが
コケが生えてしまってはおしまいです。変化するという混沌の中からこそ、
生まれるものがありまた、その中でこそ、変わらない普遍的なものが見えてくると
思っています。
私は今後も転がりながら、『絵を描く』ということに真摯に、でもマジメになりすぎずに
(だって、マジメになりすぎたら、おもしろくないじゃないですか!?)向き合って
いきたいと思っています。
『ころる』が、私の1つのキーステーションとなれるよう、現在、制作進行中です。
『社会との接点』が人生の課題である私にとって、展覧会も1つの課題提出の場です。
どうぞ、興味を持たれた方は私の課題につきあっていただければ、また、3つのカラーが合わさって何色に
なっているかをそれぞれの目でご確認いただければ、と思っております。
ご来場お待ちしております。 2009.8.吉日 季次
私も行きましたが、とても素晴らしかったです。

