今回の展覧会は季次、杉田が発起人となり企画されました。
その後、季次が中心になり企画が進行してゆき、いくつかの展覧会名の案がでます。
「colors(カラーズ)」
「colors×3」or「3×colors」
「カラフル スクラップ ブックス」
「カラフル」
「展×展×展」
「カラリスト」
不思議な事にそれぞれが「COLOR(カラー)」というキーワードを思い浮かべました。
何故なら私が思いますに、学生時代から私たち三人の画風が、本当に三者三様で
とても「個性色」の強い制作をする作家だという事をお互いに認めているからです。
同じ「日本画」というカテゴリーの中にありながら、その概念であったりモチーフを
見つめる視点は、それぞれが全く違ったものを持っています。
では何故この三人が集まって展覧会を開くのか?
その答えは全てこの展覧会名に内包されていると思います。
「ころる-color-」・・・「色」。
私たちの「それぞれ」はこの一言によってあっさりとまとまります。
「それがあなたの『色』だから」「あなたの『色』いいね」
違う個性を持ちながら、学友として、絵描きとして、同じ時代を生きる同世代として
まるで「光の三原色」のように自分たちの色の中にはいつもどこか重なる部分がありました。
「COLOR」をあえて「カラー」と読ませないのもそんな自分たちの大切な「色」への
こだわりからかもしれません。
ころころと、どこか遠くまでころがっていくイメージと
「ころる」*というまるくてやわらかい音の響きが私たち三人の心で重なりました。
そうして決まった展覧会名「ころる」。
私たちの三原色は、いったいどんな色を映し出すのか・・・。
それは自分たち自身が一番楽しみにしているのかもしれません。
*注釈:スペイン語、またはラテン語読み
こういう名前の付け方は尊敬します。

